ダイバーシティ~多様性の受容
派遣、非正規雇用、というと、大企業に正社員として勤務している人たちから見れば大変奇異にみえるのではないか。
受験戦争、就職戦争を勝ち抜いて、有名大企業社員の地位を得たある種、ヒエラルキーの上のほうの方々にとっては、「どうして派遣やってるの?」「正社員になればいいじゃない?」という疑問が湧くだろう。
もちろん、正社員が嫌で非正規で生きている人もいるだろうが、
たとえば病気の母親と同居していたり、お子さんがおられたりすると、いわゆる正社員として9時から平均的には夜7時くらいまでだろうか、そういったフルタイム正社員勤務することが困難なのである。
そういった、意欲能力ともありながら、フルタイムという勤務条件に適合しない人が、非正規と言われる集団にたくさんいるのだろう。
そういった人たちの力を上手に企業が雇用して活用すれば、ウインウインの関係もあると信じたいところだが、企業は正社員的な働き方、のヘッドセットが固く取り付けられており、そうそう従来型の正社員勤務を減らして、パートタイム的な仕事の集合へは置き換えにくいのかもしれない。
世の中、いろいろな知恵がある。小さな知恵でもたくさん組み合わせて、そういった方たちの能力を生かせる世の中にしていければいいと思う。
ダイバーシティ、を受け入れられた時に、企業はさらなるステージを一つ上に上がれる、のだろう。
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コメント
パートタイマーは縁辺労働者とよばれ、景気のショッック・アブソーバーとして立派に機能しているにもかかわらず、潜在的失業者として失業率の計算の対象とはされていません。このような潜在的失業者の労働力をいかに吸収していくかが現代の大企業に課された使命でもあり、企業が発展する条件でもあるってことなんですかね。
投稿: 元PTメンバー H | 2009年7月 4日 (土) 12時14分
こんにちは。コメントありがとうございます。
日本は、従来雇用労働力でなかった人たちを活用することで成長してきました。戦後は金の卵といい、中卒の地方出身者、その後、女性の活用、高齢者の活用、女性の活用という点については、まだまだ個人の努力に依存しており、インフラが整備されているとは言い難いのですが。
様々な事情で正社員に就けない人たちに安定した雇用を与えられる知恵を社会前提で考えて行きたいですね。
投稿: 久川ひでのり | 2009年7月 5日 (日) 09時44分