ワールド・フットウエア・ギャラリーの広告方法はアナログだ。
HPは驚くほどシンプル、個々の商品はほとんど見ることができない。
しかし、シーズンごとに送ってくれる小さなカタログは実に楽しい。
このカタログ自体はウエブでもむる事が出来るのだが、やはり紙で見るのが楽しい。
今年は30周年でもあり、気合が入っている、のかな?
テーマは、アーバン・ブリティッシュ。
今までどちらかと言えば「反ブリティッシュ」と思えた品揃えだったと感じるのだが、軸足を少し切り替えた感じだろうか。
やはり、イタリアンスタイルの細身のマッケイ製法の靴は、場所を選ぶ。
不景気で、それほど遊び専用の靴を買う人も減っているだろう。
やはり、使いまわしで考えると、ブリティッシュな靴のほうが登板回数が俄然多い。
送られてきたカタログから、コメントしていくと、
1ページ目はスエードのラインナップ。あまり濃い色目でなく薄めの渋い色目がしゃれている。ブランドは、CALCE。残念ながら承知していないブランド、です。
ステッチやブローギングでストレートチップのようなスタイルを表現する、いかしたラインナップだ。
スエードっていい雰囲気なんですよね。
防水スプレーを使って雨靴に、という話も聞きますが、濃い色のスエードよりも、淡い色目が雰囲気なんですよね。
次に2ページ目。サントーニのオブリック・トゥーモデル。これは、スクエア・トゥーを斜めにカットしたような形状にトゥーを仕立てた独特のスタイル。
受け入れられるかどうか、だが、サントーニだから、「あり」かもしれない。
サントーニを持つ人は、靴の中がオレンジ色になっているところが、きっと好きなんでしょうね。いつかはサントーニ、なんちゃって。
3ページ目。ホースライディング・ブーツ。乗馬のためのブーツをベースに作られたロングブーツ、レースアップブーツなど。
ほースライディングブーツはなかなか難しそうですが、ストラップブーツ、レースアップブーツなどは、秋からのアイテムとしてはなかなかでしょうね。
ブーツまで手が出る人は相当な靴好きでしょうね。
4ページ目。アンティーク・グレイン。細かいぶつぶつの型押しを施したレザー。ちょっと異色だが、上品な風合いである。ステファノ・ビ、こちらはルイヴィトングループの一つでありまして、さすがに10万円近くします。後はデュカル、サントーニからもグレインレザーものが紹介されています。
もうひとつ、ブルー・フォー・ブラウン。ネイビーブルーの靴である。形はベルルティをほうふつされるスタイル。ブラウンのボトムに合わせるということだろう。この短靴のほうは非常にいいスタイルである。この短靴は形でいえばUチップ、ブランドはボリーニです。
ちなみにチャッカブーツはディメッラ。こちらも渋いネイビーです。
ネイビーの靴も今年のトレンドの一つでしょうね。
アメトラ的、マリン的な意味でのネイビー、それ以外のブリティッシュ、アバンギャルド的なニビー、どちらも注目です。
次はブリティシュ・スポーツ。グリーンのスエードをコンビで組み合わせたカジュアルスポーティなテイストの靴。こういう靴を履きこなす人は上級者でしょう。デュカルとザンピエールが出ています。
次はアーバン・ワークブーツ。ワークブーツは相変わらず根強い人気ですね。このページではボリーニのコードバンを使用したモンキーブーツ、なんとノルベジェーゼ製法という非常にこった製法を採用している10万円弱の靴、がよさげです。
で、今年の流行、スエード・チャカ・ブーツ。コバが張り出さないシルエット重視のモデルです。とても美しい。マグナーニとサントーニは特にコバが張らないエレガントなスタイル。
次がラテンブリティッシュ。正当イギリス靴の基本を踏襲しながら、全体の印象はイタリア的仕上がり。すべてがこじゃれています。ここに掲載されている3足はとてもいい雰囲気ですね。ホールカット、茶のムラ染めのセミブローグ(ディ・メッラ)がありますが、非常にドレッシーかつ上品。6アイレットが効いてますね。コードウェイナーのメダリオン付きストレートチップも、いい雰囲気です。ロブズの細身のホールカットもいいです。
次がストラディバリウス。バイオリンの名品にちなんだもの。サイドレースのものすごく美しいフォルム。小さい穴飾りが効いています。これはあのシルバノ・サセッティとのコラボシリーズ。うーん、人気のシルバノ・サセッティは素晴らしいです。8万円。
ここからが日本製。
まず、ミヤギコウギョウ(あれ、いつからカタカナ表記になったのかな)のダブルモンクと、ペルフェットのブランのチャッカ・ブーツ。どちらもいい仕上がりです。
次も日本の雄。ユニオン・ロイヤルのユニオン・インペリアル。3万円を切る、ハンドソーンモデル。信じられませんが、見た目は最高です。
次は、イタリジェンテという新ブランド。フランチェスコ・ベニーニョも新ブランドです。
最後はレディース。ボリーニのロングブーツ。アンティリオ・ジュスティ・レオンブルーニのロングブーツ。
この中で、個人的には、ラテン・ブリティッシュのディ・メッラのセミブローグ、コードウェイナーのメダリオン、ですね。
この秋は、久しぶりに覗いてみたいと感じるラインナップでした。
WFGのHPはこちら!!!
WFG秋冬カタログ~楽しいですよ!!!
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